40代が退職代行を使っても大丈夫?使った方がいい理由や流れも解説

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40代でも退職代行を使って大丈夫?

40代で会社を退職することは、人生の大きな分岐点となる重要な決断です。仕事上のストレスや将来への不安から退職を考える40代も少なくありません。しかし、退職代行サービスを利用すれば、退職手続きのストレスから解放され、スムーズな退職と次のステップへの移行が期待できます。実際に、僕は37歳妻子持ちですが退職代行サービスを使って退職をした経験があります。

アラフォー妻子持ち男が退職代行を使ったときの話【すぐに使いたい人向け】

引用元:退職代行SARABA

直近で使った退職代行サービスは「SARABA(サラバ)」です。

本記事では、40代が退職代行を利用するメリットや、選び方、費用相場、注意点などを詳しく解説していきます。「退職したいのにできない」「退職を伝えることができずにダラダラ働き続けている」という40代の方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

40代で退職を考える理由

40代と言えば20代、30代で培った経験をフルに活かして活躍できる世代。しかし、それでも退職を検討する背景には、いくつかの共通した要因が見られます。ストレスの蓄積、人間関係の悪化、キャリアチェンジへの希望、会社の将来への不安など、さまざまな理由から退職を検討する方も少なくないでしょう。

ここでは、40代で退職を考える理由について詳しく解説していきます。

仕事上のストレス、長時間労働

長年の仕事を通じて蓄積された疲労感や、過剰な業務量、上司や同僚との確執など、さまざまな要因から仕事ストレスが高まると、退職を検討する方も少なくありません。また、長時間労働による心身の不調も、退職を後押しする大きな理由の一つです。

人間関係の悪化

上司や同僚との軋轢が深刻化し、職場環境が悪化していることも、40代の退職を促す大きな要因となります。

会社内の人間関係が上手く築けずに孤立してしまう状況は、精神的にも大きな負担となります。例え仕事が上手く行っても、人間関係が良くないとモチベーションを保つことすら難しくなるでしょう。

キャリアチェンジへの希望

今までの仕事に満足できず、新しいことにチャレンジしたいという思いから40代で退職を検討するケースもあります。「これまでの経験を活かせる別の仕事に就きたい」
「起業したい」
といった希望が、退職への動機になることもあります。

会社の将来への不安

長年勤めてきた会社の経営状況が悪化し、会社の将来に不安を感じることも、40代の退職を後押しする要因の一つです。

自分の雇用が不安定になることで、早期退職を選択せざるを得なくなるのです。

40代が退職代行を使うメリット

40代が退職代行サービスを利用することで、さまざまなメリットが期待できます。精神的な負担の軽減、スムーズな退職交渉、時間と労力の節約など、退職代行を使うことで得られる恩恵は大きいと言えるでしょう。以下で詳しく解説していきます。

精神的な負担を軽減できる

退職は人生の大きな転機であり、心理的なダメージも大きい出来事です。しかし、退職代行サービスを利用すれば、

  • 上司に退職の意向を伝える
  • 業務の引継ぎ
  • 退職のあいさつ回り

などの退職手続きの煩雑さから解放され、精神的な負担を大幅に軽減できます。特にブラック企業と呼ばれる労働環境が良くない企業だと、退職の意向を伝えてもなかなか辞められないケースもあるでしょう。そういった場合は退職代行業者に任せることで、自身の精神状態を保ちながら退職を実現できます。

スムーズな退職を実現しやすい

退職代行サービスは退職に関する法的な知識を有している企業が多いため、利用者が円滑に退職できるように交渉してくれます。退職代行の中には弁護士が対応してくれるところもあるので、残業代の請求なども視野に入れている方は弁護士が提供する退職代行サービスの利用を検討してみてください。

転職活動に集中できる

退職代行サービスに任せることで、退職に伴う煩雑な手続きから解放されます。この時間と労力を、次のキャリアを見つけるための転職活動に集中できるのが大きなメリットと言えるでしょう。

退職代行サービスの選び方

退職代行サービスを利用する際は、様々な観点から慎重に選ぶ必要があります。料金体系の透明性、弁護士の監修体制、サービスの実績と評判、40代向けのサポート体制など、選択基準は多岐にわたります。

ここでは、40代が退職代行サービスを選ぶときに抑えておきたいポイントを解説します。

料金体系の透明性

退職代行サービスの料金体系は事前に明確に提示されている必要があります。追加料金の有無や、支払い方法などについても確認しましょう。

料金の透明性が高いサービスを選ぶことで、後々のトラブルを避けられます。

弁護士の監修・運営

退職の際には法的な手続きが伴うため、弁護士が監修または運営しているサービスを選ぶことが重要です。例えば、残業代の法的な観点から適切なアドバイスを受けられる体制が整っているかを確認しましょう。

対応スピードと実績

退職の際には、スピード感のある対応が求められます。僕は退職したい日の夜中に「退職代行を使って辞めたい!」と思ったのですが、最初に目星をつけたところが朝8時以降しか対応してくれなかったので焦りました(その時の会社は8時始業)。

退職代行には24時間対応しているところもあるので、自身のニーズに合ったサービス提供体制かどうかを見極めましょう。

利用者の口コミと評判

実際にサービスを利用した人々の声は、サービスの質を知る上で大変参考になります。口コミサイトやSNSなどで、利用者の生の評価を確認するようにしましょう。

今は退職代行を使用している人がかなり多く、X(旧Twitter)などで利用した感想などが投稿されています。やはり利用者の生の声に耳を傾けることは重要です。

40代向けのサポート体制

40代の退職には、特有の悩みや不安がつきものです。40代の退職を専門的にサポートできる体制が整っているサービスを選ぶと良いでしょう。とは言え「40代専門」のようなサービスはなかなかないので、「40代以上や管理職でも対応してくれるのか」を基準に選ぶのがおすすめです。

ほとんどの退職代行サービスではQ&Aページが設けられており、あらゆる質問に答えてくれているので利用前にぜひチェックしてみてください。

退職代行サービス利用の流れ

退職代行サービスを利用する際の一般的な流れは、以下の通りです。初めての利用でも安心して手続きを進められるよう、各ステップを確認しておきましょう。

相談・問い合わせ

まずは、サービス提供会社に相談や問い合わせを行います。問い合わせ方法は電話やLINEが一般的で、より内容を詳細に伝えたい場合は電話がおすすめです。ちなみに僕はコミュ障なのでLINEで問い合わせました。

実際に問い合わせた再は、自身の状況や要望を丁寧に説明し、サービスの内容や料金、スケジュールなどの詳細を確認します。

契約手続き

サービスの内容と条件に同意したら、正式に契約を行います。契約書の内容を十分に理解し、不明な点があれば質問しましょう。

なお、退職代行は基本的に「前払い制」が採用されています。事前に支払い方法などを確認し、すぐに手続きが取れるように準備しておきましょう。

退職の意思を会社に伝達

支払いが終われば、退職代行サービスの担当者が会社に対して退職の意思を伝えます。利用者にとってはここが一番緊張するシーンです。僕も担当者からLINEで連絡が来るまでは気が気ではありませんでした。

よっぽどのことがない限りは退職が認められるケースがほとんどなので、ここまで来たら出来るだけリラックスして過ごすのがおすすめです。

退職手続きの代行

退職に伴う諸手続きは、退職代行の担当者が代行します。書類の作成から提出まで、一連の流れを円滑に進めてくれます。

必要書類の受け取り

退職に必要な各種証明書などの書類は、サービス会社を通じて受け取ることができます。実際に退職代行業者から受け取るのではなく、一般的には郵送されるものを会社に送る形になります。

また、会社の制服や社員証、パソコンなど、会社から借りている備品は極力退職代行を使う前に返しておきましょう。僕はこれが出来ておらず、諸々実費で郵送するハメになりました。

退職代行サービスの費用相場

退職代行サービスの費用相場は、大まかには2~10万円となっています。ただし、サービスの内容や提供会社によって、大きな価格差が生じる可能性があります。

退職代行には「一般企業」「労働組合」「弁護士」の3タイプがあり、料金相場と特徴は以下です。

料金相場特徴
一般企業1~5万円依頼者の企業へ退職の旨を伝達するが、残業代請求や賃金未払いなどの交渉はできない。
労働組合2.5~3万円労働組合が運営元で、退職金の支払い、有給消化などの「団体交渉」ができる。ただし訴訟などに発展した場合は対応ができないケースがある。
弁護士5~10万円費用は高いが、賃金をはじめとする労働トラブルにも対応できる。

一般企業は料金が安いものの、勤め先が退職を拒否した場合などの交渉は基本的にできません。労働組合は団体交渉権が法律で認められている(日本国憲法第28条)ため、勤め先との退職、有給消化、離職票の発行依頼などの交渉が可能です。ただし、訴訟問題まで発展した場合は対応ができないため覚えておきましょう。

残業代や有休消化など、勤め先によってはトラブルに発展するケースもあります。トラブルに発展しそうだと予想できる場合は、多少費用が高くても弁護士が運営する退職代行サービスを利用するのがおすすめです。

ちなみに、直近で僕が使用したSARABA(サラバ)は労働組合が運営元の退職代行サービスです。僕の場合は入社2週間で辞めたので、弁護士が運営するサービスは利用せず、なるべく値段が安いサービスを利用しました。もし興味がある方は以下のリンクからSARABA(サラバ)の情報をチェックしてみてください。

>>退職代行SARABAの情報を見てみる

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引用元:退職代行SARABA

また、どうしても先払いに抵抗がある方は、退職代行の中でも珍しい後払いサービスがある「辞めるんです。」も検討してみてください。

「辞めるんです。」は退職日が決まってからの支払いになるので「退職が決まらないと払いたくない!」という方にもおすすめです。

40代で退職する際の注意点

40代で退職する際は、生活設計やキャリアプラン、社会保険の手続きなど、さまざまな点に注意を払う必要があります。「退職代行使って会社辞めたけど、次の職場が決まってなくて収入がなくなる」なんてことになったら大変ですよね。そのため、退職後の生活設計を十分に検討し、スムーズな移行を実現することが重要です。

生活費の確保と転職活動

退職後の生活費を確保するため、退職金の活用方法や、配偶者の収入など、家計全体を見渡した検討が必要です。同時に、次のキャリアを見つけるための転職活動にも取り組む必要があります。就職先を見つけてから退職するのが理想ですが、就業中に転職活動できない場合は数カ月間無休でも耐えられる貯金を作っておきましょう。

退職後のキャリアプラン

40代での退職を機に、これまでのキャリアを振り返り、今後のキャリアプランを立てましょう。起業やフリーランス、新しい業界への転職など、様々な道を検討することが大切です。特に家族がいる方はここをしっかり考えておかないと辞めた後大変です。

社会保険・年金手続き

退職に伴い、健康保険や年金、雇用保険などの手続きが必要になります。これらの手続きを適切に行い、生活の安定を確保することが重要です。ここは住んでいる地域によって内容が変わるので、役所に行って相談するとスムーズです。

退職代行サービスに関するよくある質問

Q. 退職代行サービスを利用しても、会社から退職に反対されたらどうなるの?

A. 退職代行サービスでは、適切な退職交渉を行うため、会社の反対を最小限に抑えることができます(そもそも反対するのがおかしいですけどね…)。ただし、会社側の事情によっては、退職に反対される可能性もあります。その場合は、サービス会社と協議しながら、さらなる交渉を重ねていく必要があります。基本的に退職代行業者が退職まで持って行ってくれるパターンがほとんどですが、中には「結局自分で連絡を取らざるを得なくなった」というケースもみられるので業者選定はしっかり行いましょう。

Q. 退職代行サービスを利用したら、自分の意思が反映されないのでは?

A. 退職代行サービスは、あくまであなたの意思を代弁し、交渉を代行するものです。サービス会社は、あなたの要望を丁寧に聞き取り、それに基づいて対応します。自分の意思が反映されないことはありません。また退職理由を正直に伝えることに抵抗がある場合は「家族の介護が必要になった」「精神的に続けることが無理なった」など別の理由を伝えておけばそのまま伝えてもらえます。

Q. 退職代行サービスを利用するのは恥ずかしいのでは?

A. 退職は誰にでも起こりうる人生の大きな転機です。退職代行サービスを利用することに何ら恥ずかしさはありません。むしろ専門家に任せることで、スムーズな退職が実現できるのは賢明な選択と言えます。人それぞれ考え方は異なりますが、結局は「退職を代行してくれる」だけであり、「退職代行=悪」ではないです。

まとめ:40代にとって退職代行は心強い味方

40代で退職を検討する際、退職代行サービスの利用は大きなメリットを生み出します。退職手続きのストレスから解放され、円滑な退職を実現できるだけでなく、転職活動にも専念できるようになります。

一方で、退職代行サービスの選び方や、退職後の生活設計など、留意すべき点もあります。慎重な検討と準備が必要不可欠ですが、適切に対応すれば、40代の退職は大きな転機となるはずです。

退職代行サービスを上手く活用して、新しい人生の扉を大きく開いていきましょう。

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